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日本とアメリカの文化の違い【僕が言われた衝撃の一言】

投稿日:2020年1月26日 更新日:

日本とアメリカの文化の違い【僕が言われた衝撃の一言】

以前、僕はアメリカにある寿司レストランで働いていました。

レストランはアメリカにありますが、上司は日本人であったため、もうそこは日本です。

その上司は、「寿司職人は髪が短くあるべきだ」という考えが染みついていたので、すぐに僕に髪を切ってくるように言われました。

その時の僕の髪は長くはなかったですが、短くはありませんでした。

そして、僕は短いのが似合わないと思っていたので、極端に短くはしたくありませんでした。

そして、現地の美容室に行き、担当の美容師(おばちゃん)に経緯を説明しました。

「短くしなければいけないんだけど、短いのは似合わないから、極端に短くはしたくない」と言いました。

そして、その美容師に言われたことは

「何を言ってるんだ⁉︎君はそれで生まれてきたんだから、ありのままの君を好きになりなさい。」

でした。

その時は、こっちの事情を無視された気がして、「いやいやいや…」と思って、軽くスルーしましたが、なんとなく、ずっと心に残っていました。

その後、海外で何カ国かに住み、日本と海外の文化の違いに色々と気付き始めてきた頃、ハッと思いました。

日本人は良くも悪くも欠点を見つけるのが上手く、マイナスをプラスに変えようと努力します。

見た目だけに限らず、職場でも「ここはこう変えた方がいいんじゃない?」とひたすら完璧を目指していく傾向にあります。

そこに自分の感情はなく、相手からどう見られるか、自分の会社がお客様からどう見られるかばかりを気にしています。

一方、外国人は「細かいことは置いといて、現在を楽しもうぜー!」という考え方をします。

今現在、自分がハッピーかどうかをすごく気にします。

そして、人生は一度きりだから楽しもうぜー!と、「YOLO (You only live once)」という言葉が流行ったりしています。

この美容師が僕に言ったあの言葉は、髪を切るというレベルの話ではなくて、人生レベルでもっと大切なことなのかもしれません。

相手からどう見られるかを気にするより、ありのままの自分を受け入れて生きた方が人生は楽しいよ!ということなのかもしれません。

日本が先進国の中で極端に幸福度ランキングが低いのは、この日本人独特の考え方が関係していると思います。

ちなみに、アメリカ人に肥満が多いのもこの考え方が関係していると思います笑

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プロフィール

Keisuke Kobayashi

日本、アメリカ、オーストラリアの3カ国で寿司職人として働く

現在は、日本でサラリーマンをやっています

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