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オーストラリアのバッパーに半年間住んでみた【まとめ】

投稿日:2019年6月3日 更新日:

 

オーストラリアのバッパーに半年間住んでみた【まとめ】

バックパッカーズホステル/ユースホステル/ゲストハウスとは?

大きなバックパック(リュック)1つで海外を旅する人たちを「バックパッカー」と呼びます。

バックパッカーはお金のない若者がメインなので、そんなお金のないバッパー用に作られたのが、「バックパッカーズホステル(以下、バッパー)」です。

もちろん、ビジネスで訪れた人など、バックパッカー以外の人もバッパーを利用します。

バッパーは1部屋に二段ベットがいくつかあるシェアルームです。

1部屋に多くの人を泊まらせることにより、1人当たりの宿泊料金を下げています。

2人部屋、4人部屋、6人部屋、8人部屋が主流です。

トイレやキッチンは別の部屋の人たちも含め、全員で共用です。

1日単位で泊まれます。空きがあれば、いきなり行って泊まることも可能です。

 

価格帯は?

シェアルームのため、ホテルより断然安いです。

シーズンごとに価格が変わります。

オーストラリアはシーズンの夏は高く、オフシーズンの冬は安くなります。

最も高い時期は、クリスマスからニューイヤーの期間です。

安いバッパーは汚く、設備が悪い。高い所はその逆と思って構わないです。

あとは立地も関係してきます。

駅近は高くなります。

駅から遠くても、ビーチ沿いだと高くなったりもします。

長期割引がある所もあります。

バッパー内のクーラーは、設定温度が低く、寒い所が多いので、寒がりの人は気を付けた方がいいです。

また、安いバッパーでは、クーラーがなく、扇風機しかない所もあります。

 

何人部屋がおすすめ?

お金に少し余裕があるなら、4人部屋、そうでなければ6人部屋がおすすめです。

仮に、1人1回トイレに行くとします。

行き帰りで、計2回のドアの開け閉めが行われます。

ルームメイトが7人いれば、1人1回トイレに行くだけで、計14回ものドアの開け閉めが行われるわけです。

もちろん、一人一回しか外に出ないということは、ありえないので、相当な数のドアの開け閉めが行われます。

そして、バッパーによっては、ドアの音がうるさく、人によっては、ドアが開くたびに起こされてしまうなんてこともありえます。

そのため、8人部屋以上は避け、4人部屋、6人部屋がいいと思います。

 

どんな人が泊まってる?

当たり前ですが、バッパーは旅行者が泊まる所なので、そこには、オーストラリア人はいません(たまに、出張や家の改築などで一時的に泊まってる人もいます)。

金額が安いこともあり、20代半ばがメインです。

 

部屋に入ったらルームメイトにあいさつはする?

挨拶をしない人も多いですが、部屋に入ったらルームメイトに挨拶をしましょう。

「Hi!」だけでもいいです。

きちんと挨拶を返してくれる人から、音楽を聴いていて聞いていない人など、色々います。

相手の反応を見て、良い反応だったら、何でもいいので質問をして、話を広げましょう。

バッパーに泊まっているのに友達を作らないのはもったいないです。

ルームメイトと仲良くなるとバッパー生活が楽しくなりますし、情報交換や安全面を考えてもメリットしかないです。

 

共用スペース

TVルームやキッチンなどの共用スペースは、友達作りに絶好の場所です。

相手が食べてる物、飲んでるものに質問するなどして、話しかけ、仲良くなりましょう。

また、冷蔵庫に私物を入れる際、部屋番号と名前を書いたシール等を貼るようにスタッフから指示された場合は、必ず貼りましょう。

シールのないものは、清掃員に迷いもなく捨てられてしまうことが多いです。

 

バッパーて危険?

基本、バッパー内は鍵がないと入れないため、滞在者しか入れません。

共用スペースには防犯カメラが設置してあり、滞在者の個人情報はバッパー側は把握しているため、下手なことをすれば見つかる可能性が高いです。

ただし、部屋、トイレ、シャワールームには良くも悪くも防犯カメラはないため、気を付けた方がいいです。

部屋の鍵をかけ忘れて、他の部屋の人が侵入して、物を盗んでいくこともあります。

貴重品は常に持参するか、ロッカーに入れるようにしましょう。

パソコン利用中にトイレにさっと行くだけでも、パソコンを布団や服で隠してから行くなどした方がいいです。

ルームメイトと仲良くなっておくことは、防犯対策にもなります。

 

持っていくべき物

・ダイヤル式などの小さな鍵(1人1個ロッカーが与えられますが、鍵は付いていません)

・歯ブラシ、歯磨き粉(ホテルのように置いてありません)

・シャンプー(バッパーによっては置いてありません)

・バスタオル(有料貸出と無料貸出の所があります)

・ドライヤー(バッパーによっては置いてありません)

・洗濯用洗剤(洗濯機と乾燥機は有料で置いてある所が多いですが、洗剤も別途、有料の所が多いです)

 

まとめ

オーストラリアのバッパー内は、その全員がオーストラリアに興味があってオーストラリアに来ているわけで、これはみんなに共通していることです。

この「共通のこと」に親近感を感じ、積極的に友達を作って自分の世界を広げることをおすすめします。

見た目が恐そうな人でも、話しかけたら、実はめっちゃ良い人だった、なんてことはよくある話です。

仮に、話しかけて冷たい対応を取られたとしても、そのような人は、他のバッパーからも嫌われるので、全く気にすることはありません。

正直、バッパーは好きな時に電気をつけたりもできず、不自由なことが多いです。

しかし、「世界中の友達が作れる」という、唯一、そして、最大のバッパーに泊まるメリットです。

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プロフィール

Keisuke Kobayashi

日本、アメリカ、オーストラリアの3カ国で寿司職人として働く

現在は、日本でサラリーマンをやっています

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