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【誰も教えなかった】IELTSのスピーキングで高得点を取る方法【裏技】

投稿日:2020年2月6日 更新日:

【誰も教えなかった】IELTSのスピーキングで高得点を取る方法【裏技】

IELTSのスピーキングで高得点を取る方法をお話ししたいと思います。

結論

・必要なものは、知識、自分の意見、それを説明する英語力

・黙ることが1番良くない

・長く話せそうな回答を選ぶ

・嘘でOK

・シンプルに伝える(真実を伝えようと、話を複雑にしない)

・苦手分野の質問が来たら、結論だけをサッと言い、関連トピックに逃げる


日本人はスピーキングが苦手です。

英語を話したことがある人ならわかると思いますが、日本人は英文を作ろうとしても、なかなか作れません。

言いたいことがあったとしても、それを英語に変換できません。

では、IELTSのスピーキングでも同じ現象が起きているかというと、実は、違う現象が起きています。

IELTSにおいて、聞かれることは、あなたの意見です。

日本人の場合、あなたが英文を作れないのではなく、自分の意見を持っていないから答えられないということが、頻繁に起こります。

例えば、よくある質問です。

Q:あなたの好きな色は何色ですか?

A:黒です。

Q:それはなぜですか?

A:…。

もう少し質問を難しくすると、

Q:あなたはInstagramを使っていますか?

A:はい、使っています。

Q:それでは、あなたの思うInstagramが学生に与える良い影響と、悪い影響の両方を教えて下さい。

A:…。

このようなことが頻繁に起こります。

そして、ほとんどの外国人がこれらに答えられます。

なぜなら、外国人は常に物事を自分の頭で考える習慣がついているからです。

日本人のように、他人から聞いたことを全て鵜呑みにもしません。

ルールだからと言われても、自分が納得しなければ従うこともしません。

日本人は、知識はあっても、そこで思考が止まってしまい、そこから進む(考える)ことはしません。

なぜなら、日本では、多数の意見、みんなの意見に合わせることの方が重要であり、自分の意見を持つ必要がないからです。

メディアのニュースの流し方によって、日本国民全員の立ち位置が決まります。

日本でプロテストが少ないのも、日本が平和主義なのではなく、自分の意見を持っている人が少ないからだと思います。

ちなみに上記の質問は、日本語で書きました。

もし、日本語で答えられなければ、英語で答えられるはずがありません。

そして、偉そうに書いてますが、もれなく僕もその1人でした。

そして、僕は、オーストラリアの語学学校の先生に、こんなことを言ったことがあります。

「IELTSのスピーキングって、英語力よりも、知識と自分の意見の方が重要じゃないですか。」

そして、先生は言いました。

「そうだよ。あなたは今まで、色々な国に住んできたんだから、物事を色々な角度から見れるでしょ。だから、スピーキング試験はあなたにとって有利になるはずなんだよ。」

もし、あなたが、スピーキングの練習をしていて、言葉に詰まった時は考えて下さい。

言いたいことがあったのに、それを英語にできなかったのか、それとも、自分の意見自体がなかったのか。

ここは非常に重要です。

スピーキング試験において、重要なのは、知識、自分の意見、それを説明する英語力です。

環境問題などは、聞かれる頻度も高いので、知識として不可欠です。

一方、友達との英会話は、お互いに得意分野での言いたいことしか話していないため、IELTSのスピーキングにおいては、効果的な勉強方法ではありません。

ちなみに、よく聞かれる質問だったら、あらかじめ自分の意見を作ってしまうのも手です。

実は、スピーキングのスコアが高い人は、この手法を取っている人が多いです。

そのため、資格試験では、高得点なのに、日常会話になると全然話せないなどという現象が起こったりします。

しかし、資格試験が必要で、最短で高得点を取りたいならば、その方がスマートなやり方だと思います。

ちなみに僕は好きな色を聞かれたら、こう答えます。

「僕の好きな色は青です。僕はオーストラリアの海が好きなのですが、青を見ていると、オーストラリアの海が連想され、心が安らぐからです。」

こんなこと、日本語では絶対に言わないですよね笑

しかし、海外では、意見とその理由を述べるのが文化として、当たり前に根付いています。

そして、もう一つ、日本人のスピーキングが低い理由があります。

それは、日本人は嘘をつけないということです。

例えば、ショッピングのことを聞かれたとします。

「ショッピングは嫌い」で話を始めてしまったら、長く話せるはずがありません。

少なくとも、「オンラインショッピングが好き」でもいいので、この場合は、「好き」で話を持っていく必要があります。

スピーキング試験で1番いけないことは黙ることです。

試験管はあなたが意見がないとは解釈しません。

黙られたら、英語が話せないと解釈します。

そして、英語を話してもらわないと、採点ができないのです。

試験管にとって、あなたの話が嘘だろうがどうでもいいのです。

そのため、質問をされたら、まず、0か100でシンプルに考え、長く話せそうな方を瞬時に選択します。

かと言って、自分の全くわからない分野を聞かれることもあります。

僕にとっては、それが美術館でした。

上にも書きましたが、試験管は、あなたの英語を採点しており、あなたの意見(本当の意見)を求めているわけではありません。

ただ、そのきっかけのお題を出しているに過ぎません。

そのため、自分の不得意な質問をされたら、結論だけを話し、サッと話を変えます。

まず、「フランスのルーブル美術館に行って、とても良かった」と言い、そこからフランス旅行の話に変えてしまったり、一緒に行った友達の話に変えてしまったりしましょう。

もしくは、美術から音楽の話に変えてしまってもいいでしょう。

何度も言いますが、黙ることが1番良くないので、やばいと思ったら、結論だけを先に言い、いさぎよく、関連トピックに逃げましょう。

そして、何度も言いますが、嘘で構いません。

そして、中途半端な話や、わかりづらい話もよくありません。

0か100で話してしまいましょう。

真実を話そうとすると、話は複雑になる上に、伝わらなかったり、最悪、黙り込んでしまったりと(英語力が低い人は特に)、良いことは一つもありません。

もちろん、真実を話すことによって、長く話せるならそれはすべきです。

話してる最中に、試験管に話を止められるのがベストです。

オチがまだとかは、試験管には関係ありません。

何事もこと細かに真実を説明するクセのついてる日本人は自分の首を絞め、結果、失敗する人も多いです。

苦手分野の質問をされた時用に、関連トピックに逃れるスキルは重要です。

例えば、「あなたの好きな花は何ですか?」

と聞かれたとします。

「先日、〇〇公園に友達と行ったのですが、その時に見た花はとても綺麗でした。ちなみにその友達とは〇〇で出会ったのですが…」

と、結論を言った後、友達の話に変えてしまいます。

結論を言わないと、質問を理解していないと、誤解されるので、結論は必ず言いましょう。

そして、公園の名前なんてものは、実在しない名前でも何でもいいのです。

もし、その友達がバーが好きなら、バーの話に変えてしまってもいいです。

花の質問からバーに変わるなんて、ありえないですが、試験管はあなたの英語を採点しているのです。

あなたがあなたの得意分野の話をしている時、あなたに余裕が生まれ、よりナチュラルなトークになります。

その結果、スコアも上がります。

具体的なテクニックの方法としては、花の回答の中に、「友達」という、キーワードを入れます。

そして、友達の話に持っていってしまいます。

これは、「東京」というワードだろうが、「オーストラリア」というワードだろうが、いくらでも応用が効きます。

そして、最後の最後は全員共通、運です。

運というのは、質問の運です。

受験生、誰もが苦手とする質問があります。

運(質問内容)によって、人によってはスコア1とか変動してしまいます。

そのため、結論をサッと言った後、関連トピックに逃れるスキルはあった方がいいでしょう。

もちろん、ベストは、自分の意見とそれを説明する英語力をきちんと持ち合わせていることですからね。

まとめ

・必要なものは、知識、自分の意見、それを説明する英語力

・黙ることが1番良くない

・長く話せそうな回答を選ぶ

・嘘でOK

・シンプルに伝える(真実を伝えようと、話を複雑にしない)

・苦手分野の質問が来たら、結論だけをサッと言い、関連トピックに逃げる

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執筆者:

プロフィール

Keisuke Kobayashi

日本、アメリカ、オーストラリアの3カ国で寿司職人として働く

現在は、日本でサラリーマンをやっています

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