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フィリピンで現地生活をしてみた~パラワン島の田舎編~

投稿日:2019年12月8日 更新日:

フィリピンで現地生活をしてみた~パラワン島の田舎編~

約2週間、フィリピンのパラワン島内にある2軒のお宅に泊めさせてもらいました。

ホテルではなく、一般のお宅です。

1軒目はシティー(プエルト・プリンセサ)から、北にバンで1時間の所、2軒目はシティーから北にバンで3時間の所です。

想像通り、時代遅れな暮らしだったのは確かですが、それは、完全に僕の想像を絶する暮らしだったのでお伝えしたいと思います。

 

車酔いをする

空港から泊まる家までバンで行ったのですが、道がデコボコな上にスピードを出すため、ひどい車酔いをしました。

どれだけ激しいかと言うと、常に片手はどこかを掴んでないと、シートから落ちるレベルです。

 

スーツケースで来たことを後悔する

バンが止まった大通りから、泊めさせてもらう家まで少し歩いたのですが、道が平らでなく、土だったり、じゃり道だったので、スーツケースを持ち上げた状態で結構、歩きました。

生まれて初めて、海外にスーツケースで来たことを後悔しました。

 

家に入る前に靴を脱ぐ

これは意外にも日本スタイルでビックリしました。

家の中で靴下を履いている人はおらず、みんな裸足でした。

家の中は裸足、外ではビーサンスタイルが現地スタイルでした。

 

エアコンがない

エアコンはなく、扇風機のみでした。

 

洗濯機がない

手洗いの仕方がわからないので、教わりました笑

大きな桶に水と洗剤を入れて洗い、ゆすいだ後に絞るのですが、絞る時に「いかに桶の周りをビショビショにしないで絞るか」がポイントのようでした笑

 

蛇口がない

シンクに蛇口がありませんでした。

シンクの近くに大きなゴミ箱が置いてあり、その中にホースで水を溜めた上で、小さな桶で一回一回すくっていました。

食器を洗うのも大変でしたが、手を洗うのはもっと大変でした(片手で桶を持っていなければならないため)。

 

家の中が蚊だらけ

家には窓がなく、格子だけで、屋根の下には外との隙間があったため、蚊が入ってき放題でした。

地元の人は蚊に刺されていないようでしたが、僕は刺されまくりました。

そのため、近くのショップに虫除けスプレーを買いに行ったのですが、虫除けローションしか出回ってないようでした笑

満遍なく塗らない限り、塗れていなところを蚊に刺されるため、いかにスプレーが効率的なのかを思い知らされました笑

 

巨大トカゲが家の中に入ってくる

ある日、巨大トカゲが家の中に入ってきました。あまりにも動きが速かったため、最初はネズミかと思いました。

家の主人は慣れているようで、瞬時にトカゲの尻尾を掴み、持ち上げ、顔を地面に叩きつけて、一発で気絶?させていました笑

その出来事以来、窓の近く(格子の近く)に座る恐怖症になりました笑

 

シャワーは冷水のみ

これが個人的には1番嫌でした。

頭や身体を水で洗うのはいつになっても慣れませんでした。

あと、もちろんですが、シャワーはありません。

シャワールームにはキッチン同様、大きなゴミ箱があり、そこにホースで水を溜めて、小さな桶ですくって使うシステムでした。

 

トイレ

トイレに便座はありませんでした。

大きい方をする時は、便器に直で座るようでした。

あと、フィリピン全体に言えることですが、トイレットペーパーは流せないため、専用のゴミ箱に入れます。

トイレを流す時は、桶で便器の中に水を入れ、流す方式でした。

 

停電が起こる

停電がたまに起こるようで、家のあちらこちらに停電時用のロウソクが置いてありました。

ちなみに電気が復旧してロウソクを消す時は、「Happy birthday」と言いながらロウソクを消していました笑

その時は1時間で復旧しました。

だいたい1~3時間ほどで復旧するそうです。

 

動物たちの鳴き声で目が覚める

これは日本でも田舎なら同じなのかもしれませんが、家の周りに動物がいすぎて、本当にうるさかったです。

 

バイクが主流

普通の人はバイク(中型スクーター)で移動していました。

ホンダのバイクが多かったです。

免許もヘルメットも必要ないようでした。

2人乗りはもちろん、3人乗りや4人乗りもよく見かけました。

ちなみに僕は5人乗りをしました笑

1人目は運転手の前に座り、運転手の後ろに3人座ります。

最後尾の人が2人乗り用のスタンドに足をのせれます。

さすがに5人乗りは珍しいようで、現地の人たちに見られまくりました笑

ちなみに交通事故の原因のほとんどが犬との衝突だと言っていました。

犬がかなり多く、急に飛び出してもきますし、道のど真ん中で寝てもいました。

 

ガソリンはコーラのペットボトル

小さなショップでガソリンを売っているのですが、1リットルのガソリンを買うと、1リットルのコーラのペットボトルに入ったガソリンが渡されていました。

手でペットボトルからガソリンを入れ、ペットボトルは店に返していました。

 

バスとバン

電車はないため、足がない人の移動手段はメイン通りを走っているバスかバンのみです。

時刻表やバス停はないため、メイン通りで、ひたすら待ち続けます。

止め方はバスもバンも同じで、乗りたい人数の指を立てて運転手に知らせました。

空きがあれば止まってくれますが、満員だとスルーしていきます。

ちなみにバスの方が安いですが、大きい分、大勢の人が利用するため、止まる回数が増え、時間がかかります。

バンなら1時間の距離を、バスなら1時間半かかると言われました。

ちなみにバス代は1時間半の乗車で150円くらいで、バスの中に運転手の他に会計スタッフのような人がいて、その人に走行中に支払いました。

 

フィリピンの食事

食事は3食、必ずご飯がついてきました。

「フィリピン人は日本人よりご飯を食べるのでは?」と思ったぐらいです笑

食事の方はと言うと、意外にもめっちゃ美味しかったです笑

魚や肉はバーベキューのようにちゃんと直火で焼いてくれました。

エビやカニも食べましたが、新鮮だからか、味付けがいいのかわかりませんが、すごく美味しかったです。

ちなみにエビは自分でカラを剥いて食べます。

カニはボイルされたものを体はスプーンでこじ開け、腕はスプーンでカラを叩いて割って食べました。

そんなことをしていると両手は汚れるため、ご飯もみんな手で食べていました。

フィリピンでは必ずスプーンとフォークが出され、その2つが使われますが、上記のように手が汚れる場合は、全て手で食べるようです。

ちなみにですが、フィリピンのご飯はタイ米のようにパサついているため、スプーンでは取りづらいのも事実です。

あと、フィリピン人が好きなのか、泊まった家庭が好きなのかはわかりませんが、料理に醤油とお酢を多用していました。

でも、醤油と言っても、日本の醤油とは少し違うものでしたが笑

ちなみにマグロは2キロで400円、エビは4キロで1600円くらいだったと思います。

激安ですね。

 

みんなハッピー

フィリピン人は、とにかく、みんなハッピーです。

お金を稼いでも使い道がないフィリピンでは、生活に必要な最低限のお金だけを稼ぎ、あとは遊んでいるようでした。

電気も携帯の電波も安定していないフィリピンでは、ゲームや携帯をいじっている人はあまりおらず、みんなでお酒を飲んだり、カラオケをしたり、ギターを弾いたり、カードゲームをしたり、バスケや釣り、人と人が触れ合う遊びばかりをし、みんなで笑い合っていました。

特に日本のような先進国の人たちは、フィリピンを「貧しくて可哀想な国」と思う人もいるかもしれません。

正直、先進国で生まれ育った僕が、今更、今回訪れたようなジャングルのような暮らしに慣れることは難しいです。

ただし、僕は現地の笑顔で暮らしている人たちを見て、本当に可哀想なのは、ストレス社会の中で仕事漬けになっている日本人の方では?と思いました。

もし、来世があるならば、僕は、こんな国で生まれるのもいいな~と心の底から思いました。

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Keisuke Kobayashi

日本、アメリカ、オーストラリアの3カ国で寿司職人として働く

現在は、日本でサラリーマンをやっています

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