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【海外の授業は?】日本人が授業中に静かな理由

投稿日:2020年1月30日 更新日:

【海外の授業は?】日本人が授業中に静かな理由

僕はオーストラリアの語学学校に1年8ヶ月(2校)通いましたが、日本人は僕も含め、授業中、とても静かです。

これは国民性だけが原因ではなく、学校教育が原因だと思います。

日本の学校教育とは、席に座り、静かに先生の話を聞くだけの完全なる受身の授業です。

発言がある時は手を挙げた上で、発言しなくてはなりません。

先生が話している最中に、むやみに割り入って先生の話を止める人はいません。

こういった受身の授業の背景が、日本人を授業中、静かにさせてしまっている要因だと思います。

一方で、海外の多くは参加型の授業です。

外国人は先生が話している最中でも、自分が納得しないことが出てくると、割り入ってすぐに先生に質問をします。

その外国人の生徒が質問したことを、実はみんなわかっていなかった、なんてことはよくある話です。

あとは、先生のミスで問題を1つ飛ばしてしまうなんてことがあると、外国人の生徒は、すぐにそれを先生に指摘します。

日本人なら周りの顔色を伺う事から始めるのが普通ではないでしょうか。

その一方で、単に生徒が授業に集中していなくて、聞き逃してしまい、先生に聞き返すなんてこともあります。

傾向として、南米人は、授業中、すぐに先生に質問する(会話する)、すぐ教室の外に出る(電話やトイレのため)、食べ物を食べ始めるなど、良い意味でも悪い意味でも本当に自由です。

上記の通り、日本人は受身型、外国人は参加型の授業となります。

しかし、これは先生の立場からするとどうなのか?

先生側の立場に立つと、受動的な生徒に教える方が良いと思います。

それは、計画的に授業を進められるからです。

日本人は計画を立て、その計画通りに物事を進めることが好きです。

授業中に頻繁に話を止められていては、計画的に授業を進めることは難しいです。

講演などで、「質問は最後に受け付けます」と言うのも、これが理由ですね。

頻繁に話を止められていては、時間内に終わらせることは不可能だからです。

どちらが良いのかは、人によって異なるとは思いますが、僕は参加型の授業の方が楽しいので好きです。

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Keisuke Kobayashi

日本、アメリカ、オーストラリアの3カ国で寿司職人として働く

現在は、日本でサラリーマンをやっています

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