【英語】スピーキングの勉強方法について
スピーキングについて
英語には４技能がありますが、その中で、スピーキングが最も難しいです。
英語の４技能を整理すると、
・読んでもわからない文章は、聞いたらもっとわからない（難易度＝リーディング＜リスニング）
・読むことができなければ、書くことはもっとできない（難易度＝リーディング＜ライティング）
そして、
・書くことができなければ、話すことはもっとできない（難易度＝リーディング＜ライティング＜スピーキング）
よって、スピーキングが１番難しいことになります。
相手がいる場合の英会話では、リスニングをする上に、瞬時に英文を作って、発しなければいけません。
自分のペースで文を作ることもできませんし、発する前に見直して修正することもできませんし、会話中に辞書を引きまくることも相手が嫌がるでしょう。
英会話はスピード勝負です。
上記の難易度のことを逆に言うと、以下のようなことになります。
・早く聞けるためには、早く読める必要がある。
・早く話すためには、早く書ける必要がある。
そして、英会話の中には難易度があります。
最も難易度が低いのは、１対１のトークです。
なぜなら、聞き取れなかったり、わからないことがあれば、立ち止まって、相手に聞くことができるからです。
逆に、最も難しいのは、複数人のネイティブとのトークです。
高速で話が進んでいき、自分が置いていかれてしまうのは、最初は当然です。
スピーキングの勉強方法
冒頭で書いた通り、書けない文章を話せるわけがありません。
よって、ライティング能力を高めることが先決です。
また、ゆっくり考えれば書ける文でも、高速に進む英会話の中だと、瞬時に文が出てきません。
高速でスピーキングができるようになるためには、高速でライティングができるようにならなければなりません。
そして、きちんと文章が書けるようになっても、発音が悪ければ伝わりません。
発音を良くするためには、僕は、音読が最も効果的だと思います。
音読については、リスニングの記事で詳しく書いているので、そちらを参照してみて下さい。
オンライン英会話
高速でライティングができるようになり、音読により、発音も上達すれば、次は実戦です。
インターネットが普及した今の時代、留学しなくとも、オンライン英会話で安い金額でいくらでも話せます。
使わない手はないでしょう。
実戦と言っても、１対１のトークなので、難易度は最も低いです。
しかも、相手は先生です。
緊張するなと言っても、難しいと思います。
緊張しなくなるまで、何度もレッスンを受けて下さい。
人間は慣れます。
そして、わからないことがあっても流さずに、立ち止まって聞いて下さい。
相手は先生です。
あなたに教えるために、あなたと会話をしています。
そして、あなたは、英会話のためにお金を払っているのではなく、
あなたの英会話力を高めるためにお金を払っているのです。
この目的意識がハッキリしていれば、会話中にどのように行動すればいいのかわかるでしょう。
わからないことは、聞きまくるのです。
また、オンライン英会話をやってみたものの、全く会話ができなくて、「英会話は自分にはまだ早い」と思って辞めてしまう人も多いです。
初心者中の初心者でない限り、これは間違いです。
僕も外国人と話し、全く会話ができず、散々、苦い思いをしました。
そして、その苦い思いをバネにし、自分で勉強をしてきました。
外国人との会話が、英語の勉強のモチベーションになっていたわけです。
モチベーションは、英語を勉強する上で最も大切なものです。
車で言えば、ガソリンのようなものです。
ちなみに、よく、フィリピン人と話すと、フィリピンのアクセントが移るのでは、と思っている人がいますが、心配しなくて大丈夫です。
移りません。
フィリピンのアクセントが移るどころか、日本のアクセントをなくすことにすら苦労すると思います。
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