【発音矯正】日本人が苦手とする英語の発音はO
日本人が苦手とする英語の発音はOです。
日本人は英語の発音と言えば、Rの発音ばかりに意識が行きがちです。
しかし、Rの発音は、アメリカ英語とイギリス英語で全く異なります。
Rの発音だけを聞いて、一概にその人の発音が良いとか、悪いとかはわかりづらいです。
しかし、Oの発音を聞けば、一発でその人の英語レベルがわかります (日本人の場合)。
そのくらい、多くの日本人はOの発音ができていません。
正直、Helloの一言を聞いただけでわかります。
それは、カタカナ英語が原因なんです。
それでは、Oをみなさん、どのように発音しますか?
ほとんどの人がオーと発音するでしょう。
違います。
オウです。
具体的に言いましょう。
Helloを何と読みますか?
ハローではありません。
ハロウです。
Noはどうでしょうか?
ノーではありません。
ノウです。
ウを付けるか付けないかだけで、その人が英語の発音を勉強してきた人なのかどうかがわかります (もちろんこの他にアクセント等も影響してきます)。
さらにいくつか例を挙げていたいと思います。
Bonus→ボーナス×、ボウナス⚪︎
Close→クローズ×、クロウズ⚪︎
Go→ゴー×、ゴウ⚪︎
Hole→ホール×、ホウル⚪︎
Home→ホーム×、ホウム⚪︎
Hope→ホープ×、ホウプ⚪︎
Joke→ジョーク×、ジョウク⚪︎
Low→ロー×、ロウ⚪︎
Moment→モーメントゥ×、モウメントゥ⚪︎
Most→モストゥ×、モウストゥ⚪︎
Note→ノートゥ×、ノウトゥ⚪︎
November→ノーヴェンバー×、ノウヴェンバー⚪︎
OK→オーケイ×、オウケイ⚪︎
Only→オンリー×、オウンリー⚪︎
Open→オープン×、オウプン⚪︎
Over→オーヴァー×、オウヴァー⚪︎
Phone→フォーン×、フォウン⚪︎
Potato→ポテト×、ポテイトウ⚪︎
Photo→フォト×、フォウトウ⚪︎
Smoke→スモーク×、スモウク⚪︎
So→ソー×、ソウ⚪︎
Yellow→イエロー×、イエロウ⚪︎
どうでしょうか?
全てカタカナ英語の発音とは異なるはずです。
僕たち日本人にとって、カタカナ英語は良い影響と悪い影響の両方を受けています。
良い影響は、英語を勉強する前から、すでにその単語の意味を知っているということです。
例えば、ドアが何なのかはみんなすでに知っています。
単語帳を見て、「へー、Doorって扉の意味なんだー」とはなりません。
ドアは日本語として、すでに使われているため、ドアはドアです。
勉強する前からすでに知っているということは、カタカナ英語のメリットです。
日本人が多くの英単語を知っているのは、カタカナ英語の恩恵もあるでしょう。
しかし、発音に関しては真逆で、悪い影響を多く受けています。
カタカナ英語が日本人の発音を悪くさせている要因の1つでもあるでしょう。
今回は、その悪い影響の1つでもあるOの発音を挙げてみました。
日本に住み、何度も耳にしたり、目にしている単語であればあるほど、英語で発音する時もオーとなってしまうのです。
映画、海外ドラマ、洋楽、何でもいいですが、これからOの発音をもう少し意識して聴いてみて下さい。