日本人と外国人の思考の違い
日本人と外国人では、同じ状況下でも異なる行動をとることが多いです。
なぜなら、日本人と外国人とでは、「思考」が異なるからです。
いきなりですが、結論です。
結論
日本人→「将来」に着眼点を置く→ネガティブ思考
外国人→「今」に着眼点を置く→ポジティブ思考
以下、詳しく説明します。
日本人→「将来」に着眼点を置く→ネガティブ思考
日本人は「将来」に着眼点を置きます。
将来に備え、計画を立て、将来、苦労したくないという思いが強いです。
今、現在の自分の幸せよりも、万が一の時のための、「リスク管理」に徹底しています。
良く言えば、「リスク管理上手」、悪く言えば、「ネガティブ思考」です。
以下、例です。
・将来、お金のことで苦労したくないから貯金をする。
・将来、職を失って困りたくないから資格を取る。
・(将来)自分の発言により、空気が悪くなると嫌なため、様子見からスタートする。
・将来のシミ防止のために、日傘を差して、紫外線を避ける。
・将来、後悔するかもしれないから、タトゥーを入れない(日本の文化的背景は抜きにして考えて)。
・(将来)失敗して苦労をしたくないから、会社を起こさない。
・(将来)失敗した時のことを考え、準備が万端にならないと行動に移さない。
・将来、同じミスを繰り返さないために、すぐに予防策を立てる。
・(将来)旅行に行ってから苦労をしたくないため、事前にガイドブックを買い、入念に計画を立て、行く店やレストランまで、あらかじめ詳細を決めてから旅行に行く(日本人は旅行の日数が少ないため、効率的に周りたいというのも関係していますが…)。
・(将来)遅刻をして怒られたくないから、遅刻をしない。
・会社内で怒りたいことがあっても、将来、それがきっかけで自分が嫌な立場に陥りたくないため、怒らずに我慢をする。
・将来に着眼点を置いているため、今、苦労をすることをいとわない(日本人の働き方の典型)
などです。
外国人→「今」に着眼点を置く→ポジティブ思考
一方、外国人は「今」に着眼点を置きます。
外国人は良くも悪くも、将来のことは考えず、「今、現在の自分の幸せ」にしか考えない人が多いです。
今の幸せを重視している外国人は、不満などは少なく、「ポジティブ思考」の人が多いです。
以下、例です。
・今、自分がハッピーなのかどうかを気にする(将来の幸せよりも、今の幸せをとる)。
・今の感情で(今後のことは考えないで)、すぐに怒る。
・今の感情(もう少し寝たいなど)で遅刻をする(遅刻をして、怒られるなどは考えない)。
・今の感情ですぐに職を変える(文化的な背景も関係していますが…)。
・今の感情ですぐにタトゥーを入れる(将来、後悔した時のことは考えない)。
・積極的に日焼けをする(将来のシミなどのことは考えない)。
・今の感情ですぐに行動するため、何かを始める時の一歩目が日本人よりも早い(失敗した時のことは考えない)。
・(将来)失敗したときのことを考えないため、新しいこと、自分が経験したことのないことでも積極的に挑戦する。
・今、現在の自分の幸せしか考えず、肥満、アル中、ドラッグ中毒、カード破産などに陥る。
・今のことしか考えないため、同じミスを何回もするなど、いつになっても改善されないことが多い(未来の防止策を立てない)。
・今の感情であらかじめ、決めていた予定をすぐに変える。
・今の感情でゴミを道に捨てる(今の自分の幸せのため)。
・今の感情で公共の場でも大声で話す(今の自分の幸せのため)。
まとめ
今の幸せよりも、将来の幸せを取る日本人は、無難な行動や無難な発言をする傾向にあります。
計画を立て、いつでも「未来」が頭に入っている日本人は、賢く見られることが多いですが、外国人には理解のできない、おかしな行動を取ることが多いのも事実です。
外国人の思考について、より詳しく「note」に書きましたので、興味のある方は読んでいただけると嬉しいです。
結論
日本人→「将来」に着眼点を置く→ネガティブ思考
外国人→「今」に着眼点を置く→ポジティブ思考