【どっちが良い?】アメリカとオーストラリアの違いについて
僕はアメリカとオーストラリアの両方に住んだことがありますが、よく聞かれる質問No.1は、
アメリカとオーストラリア、どっちが良かった?
です。
そして、これに答えるのは非常に難しいです。
なぜなら、長所短所の両方があるからです。
それは、北海道と沖縄どっちがおすすめ?と聞かれるようなものです。
と、言って答えなくてもあれなので、僕なりの意見を書きます。
まず、英語が違います。
アメリカはアメリカ英語であるのに対し、オーストラリアはイギリス英語が基になっています。
日本人や韓国人はアメリカ英語を学びたがる傾向にありますが、世界的にはイギリス英語を学びたがる人の方が多いのでは?と思います。
そして、人間性ですが、
例えば、日本人の特徴、韓国人の特徴、台湾人の特徴、オーストラリアの特徴はもちろん各個人によって違うものの、振れ幅はそれほど大きくないです。
一方、アメリカ人の振れ幅は大きいです。
なぜなら、アメリカ人は他人と違くなることに喜びを感じるような人が多いからです。
もともと移民ばかりの国なので、そのような背景も確実に関係していますね。
自分と他人は違うものが前提で、ただ、それぞれが、自分の進みたい道に進んでいるイメージです。
このことからわかるように、アメリカ人は他人を気にしません。
自分の思うがままに行動し、自分がハッピーならそれでOKという感じです。
悪く言えば、自己中ですが、良く言えば、みんな幸せそうです。
一方、日本人は、周りばかりを気にして、周りと同じになりたがります。
自分がハッピーかどうかよりも、他人に迷惑をかけていないか、自分が他人からおかしく見られていないか、他人と違う行動を取っていないかばかりを気にし、自己犠牲ばかりしているように思えます。
日本では、KYは嫌われ、出る杭は打たれるため、KYにならないように、出る杭にならないようにしています。
まさに、アメリカ人とは正反対です。
また、日本人はアメリカに憧れる人が多いですが、アメリカに行っても、自分が今まで育った環境と違い過ぎて、嫌になって帰国する人が多いのが現実です。
話が長くなりましたが、一方で、オーストラリア人の特徴はというと、
アメリカ人と日本人の中間に位置づけられるのでは?と思います。
自分の幸せも追求しますが、相手への気づかいもあり、世界的に見ても、ちょうど良いバランスなのでは?と思います。
気候のせいで、フレンドリーな人が多いですね。
相手への気づかいならば、個人的には、オーストラリア人よりも、イギリス人の方が日本人寄りだと思います。
アメリカとオーストラリア、甲乙は付けられませんが、他人と違うことに喜びを感じるような人はアメリカ向き。
日本を少し窮屈に感じてるぐらいの人は、オーストラリア向きなのではと思います。
ちなみにですが、アメリカが嫌になって帰る人が多いと書きましたが、それは日本とちょっと似ているオーストラリアでも同じことです。
このようなことを言ったら、血液型差別者と思われるかもしれませんが、言います。
海外に残りたがる人のほとんどがB型です。
そして、日本にすぐ帰りたがる人はA型です。
日本人のほとんどはA型であり、日本はA型社会です。
何もかもがオーガナイズされて、ルールが決められ、決められたルールの基、行動するのが好きなのがA型であり、日本社会です(良くも悪くも)。
そして、そのA型とぶつかるB型がだいたい海外に出たがり、そのまま永住までいってしまうケースが多いです。
僕がオーストラリアで出会った日本人で、永住したがっている人(本人の意思で)は、ほとんどがB型でした。
あと、これを言ったら元も子もないですが、アメリカにしろ、オーストラリアにしろ、日本よりも大きな国なので、場所によって、気候も人も全然違います。
州によって法律も違いますし。
とりあえず、僕はアメリカ内とオーストラリア内の色々な所に行きましたが、
アメリカとオーストラリア、どっちが良かった?
と聞かれれば、
オーストラリアのクイーンズランド州とアメリカのフロリダ州は好き
と僕は答えます。
ちなみにニューヨークだったら、東京の方が好きです。