【日本と海外】英単語「メイド」のイメージのズレ
今、海外で日本のバンド、「ベビーメタル」が流行っています。
良い意味でも、悪い意味でも物議を醸し出し、話題になっています。
僕がアメリカのフロリダ州にあるバーに行った時に、ベビーメタルの「Gimme chocolate!!」が流れてきたのは衝撃的でした。
そして、このベビーメタルの後を追うかのように、別の日本のバンド、「バンドメイド」も海外で徐々に人気が出てきています。
「ベビーメタル」と「バンドメイド」、カタカナでは似ている名前ではありませんが、英語にすると、「Baby Metal」と「Band Maid」でかなり似ています。
YouTubeで、Baby Metalの動画だと思って間違ってBand Maidの動画をクリックしてしまい、それがきっかけで好きになる人も結構いるみたいです。
少し話はズレますが、僕が今回、お話ししたいのは、英単語のイメージについてです。
一時期、英単語はイメージで覚えろなんていうことが流行りました。
僕は、名詞については、イメージで覚えるのもいいとは思いますが、日本語訳で覚えてしまった方が早いと思います。
まずは訳で覚えて、その後、日常的に使っていれば、自分の知らないうちに勝手にイメージ化していくと思います。
そして、日本語の単語にしても、人によって多少は違うものの、みんながそれぞれイメージを持っています。
例えば、
新宿のイメージは?
ハワイのイメージは?
砂漠のイメージは?
それほどイメージにズレはないかと思います。
長々と話してきましたが、今回、僕がお話ししたいのは、「メイド」のイメージです。
この「メイド」のイメージが、日本と海外でかなりかけ離れているのです。
日本人がイメージする「メイド」は何でしょうか?
おそらく、ほとんどの人が、メイドカフェにいるコスプレをしたメイドをイメージするかと思います。
バンドメイドという名前を聞けば、メイドのコスプレをしたバンドなのかなー?ぐらいに推測できるでしょう。
しかし、メイドカフェは日本にしか存在しません。
そのため、外国人は「メイド」と聞いて、コスプレをイメージすることはありません。
では何をイメージするのかというと、
「お手伝いさん」です。
そのため、バンドメイドと聞くと、お手伝いさんのバンド???と混乱します。
ぶっちゃけた話、世界で活動するにあたって、あまり良いイメージの名前ではないと思います。
そして、英語にした時に、本当にBaby Metalに似ているので、それもあまり良くないかと…。
とりあえず、今回は日本人と外国人で、「メイド」のイメージがズレているというお話をさせていただきました。
ちなみにですが、個人的には、Baby Metalより、Band Maidの方が好きです。
海外で活躍する日本人がこれからどんどん増えていくと僕は嬉しいです。
外国人に「誰か知ってる日本の有名人いる?」と聞いて、「ジャッキー・チェン」とか「ブルース・リー」と言われるのは残念です笑
世界で有名な日本企業はたくさんあるにもかかわらず、世界で有名な個人は本当にいません。