【日本人と外国人の違い】誉めない日本人
日本で働く場合と、海外で働く場合(外国人のもとで)の大きな違いの1つは、上司が部下を褒めるかどうかです。
日本人の上司→部下を誉めない
外国人の上司→部下を褒める
ここでは飲食業を例にしてお話しします。
日本での飲食業は上下関係が厳しく、直接的な共同作業でもあるため、ちょっとしたことでぶつかり、細かいやり方などで、理不尽に怒られることが多いです。
日本で働く場合は、みんなで一致団結して、完璧を目指し、その輪を乱したり、ルールを守らないと、怒られます。
上司が頭の良い人だとまだ良いですが、そうでなかったらもう最悪です。
そして、怒られることがあっても、誉められることがあれば、気持ち的にプラマイゼロになりますが、日本では誉められることはありません。
僕が日本の寿司屋で働いていた時にこんなことを言われました。
今まで怒られてたことを、できるようになると、ある日、上司から怒られることが止まります。
そのため、「怒られることが止まる=認められた」ということなので喜べと言われました。
無言=褒められていると思え、ということです。
ということは、下っぱの職人は、怒られるか、何も言われないか、の2択しかないのです。
なんとも楽しくない職場だなと思いました笑
これでは、まるで怒られないために必死に頑張っている奴隷です。
一方で海外はどうなのかというと、怒られることはもちろん、日本と同じく、しょっちゅうですが、良くできたり、前回より良くなったりすると誉められます。
いくら怒られても、誉められることがあるとモチベーションが上がります。
何より、誉められるということは、単純に嬉しいです。
海外ではみんなで完璧を目指すという概念はないので、僕が成長したことが確認されると、誉められるといった感じです。
実はこの上の立場の人が、下の立場の人を褒めるという行為は、学生時代からあるようです。
要は、学校教育において、先生が生徒をよく褒めるということです。
僕たちが学生の頃にも、英語の先生にテストを採点された後、点数の横にGoodとかGreatとか書かれた記憶はないでしょうか?
めっちゃ良かったら褒められるし(Great)、ちょっと良くても褒められる(Good)という点が日本とは大違いです。
ということで、僕が働くなら断然、海外を選びます。
ただし、飲食店に食べに行くなら、日本の飲食店を選びます笑
食はもちろん、接客、衛生面、全てのレベルが違います。
なんせ奴隷スタイルで、スタッフ一同で、完璧を目指しているので。
日本人にも褒める人が増え、日本の職場環境が改善されればと思います。