【英語】単語の覚え方について
単語について
英単語の暗記に終わりはありません。
と聞くと、ガッカリするかもしれませんが、終わりはなくとも、各レベルはあります。
例えば、初級レベル、中級レベル、上級レベル、ネイティブレベルなどです。
初級レベルから順にレベルアップしていけばいいわけです。
ドラマなどから、英単語を抜き出して覚えるのは良くないです。
なぜなら、全てのレベルの単語が混ざってしまっているからです。
ツマらないかもしれませんが、単語帳を用いて、きちんと初級レベルから順にレベルアップしていった方が効率良く、英語の勉強を進められます。
使用教材
僕が使用した教材は、「速読速聴・英単語シリーズ」です。
こちらは、レベルごとに分かれています。
「Basic(初級)」「Daily(初中級)」「Core(中級)」の3冊をやりました。
この教材の良いところは、多くの長文が入っているため、単語だけでなく、リーディングの教材としても使えることです。
ラダーシリーズの本を何冊も買うくらいなら、「速読速聴・英単語シリーズ」を買ってしまった方がお得です。
ちなみに「速読・速聴英単語シリーズ」を使う時は、
・単語を覚える回(英単語のページのみを見る)
・リーディングを行う回(英語の長文のみを読む)
・音読を行う回(英語の長文のみを読む)
で分けて行います。
1冊で完結するので、おすすめです。
単語の覚え方
単語を覚える時は、絶対に書かないで下さい。
そして、間違っても、フラッシュカードなどは作らないで下さい。
挫折街道です。
単語の覚え方は、「何回も出会う(目にする)こと」です。
例えばですが、渋谷のセンター街に詳しい人はどのような人たちですか?
それは、「センター街によく行く人たち」ですよね。
覚えようとして覚えたのではなく、行ってるうちに覚えてしまったのです。
ここがポイントです。
英単語も同じで、何度も何度も単語帳を訪れ、会いに行って下さい。
どれだけ覚えたかに焦点を当てるのではなく、どれだけ訪れたかに焦点を当てて下さい。
具体的な覚え方ですが、「速読速聴・英単語シリーズ」は長文が元になっていますが、まずは、長文は置いておき(長文はリーディングや音読の練習で使います)、英単語の載っているページだけを使います。
英単語とその意味を順に高速で見ていきます。
一回で覚える必要は全くなく、イメージ的には、単語帳を何周もし、頭に刷り込んでいくイメージです。
まずは、「見たことない単語」から「見たことのある単語」へと変わります。
その後は、単語帳のどのあたりに載っている単語かがわかるようになります。
そして、最後に、「意味のわかる単語」へと変わります。
単語の例文が載っていますが、例文を読み始めるとスピードも落ち、読まなければいけないことが急激に増え挫折するため、読まなくて大丈夫です。
単語だけを何周もしましょう。
ちなみにですが、イメージで覚える方法もありますが、それは基本的には名詞にしか通用しないのでオススメしません。
ある程度の年齢になれば、日本語を介して覚えた方が効率が良いです。
まずは、日本語で覚え、その後に、その単語が使われている場面に何度も会うことによって、その単語がイメージ化していきます。
これが一番効率の良い進め方だと思います。
ちなみにですが、「Core」が終わってからは、僕はIELTSの勉強に移ったため、「実践IELTS英単語3500」という単語帳を使いました。
IELTSを受ける人以外は、必要のない単語帳かと思うかもしれませんが、これに載っている単語は、確実にいろんな場面(海外ドラマやYouTubeの動画など)で再び出会ったので、ネイティブに近づくためには必須の単語集と言えるでしょう。