【英語の勉強】やる気が出ないのは苦しんでいないから
「英語を話せるようになりたいけど、英語の勉強がなかなか続かない」という人も多いかと思います。
僕が思うのは、
「英語の勉強のやる気が出ないのは、苦しんでいないから」
です。
以下、詳しく説明します。
人間は、苦しむことが嫌いです。
「将来、苦しみたくないから、今を頑張るんだ」、なんて人も多いかと思います。
苦しむようなことになれば、人間はそれを回避しようと全力で頑張るものです。
いや、頑張れるものです。
英語も全く同じです。
学校で先生に、「明日、クラスでみんなの前で、一人一人に英語でスピーチをしてもらいます」と言われ、「英語の勉強のやる気が出ないな~」とはなりません。
「恥をかきたくない」ということがモチベーションとなり、必死に頑張るでしょう。
上にも書きましたが、人間は嫌なことがあると、それを克服しようとします。
再度、同じ苦しみを味わいたくないからです。
「外国人に英語で道を聞かれたけど、上手く答えられなかった。」
こんなのはまだ良い方です。
「海外旅行で自分の英語が伝わらなくて、嫌な顔をされた。」
これは、ショックですね。
このような経験をした人は、同じことが起こらないように、必死に勉強するでしょう。
多くの人々は、留学をすると、ラクして、自然に英語を身に付けると思っています。
僕は留学したのでわかります。
誰よりも嫌な思いをし、誰よりも勉強をしました。
ボクサーで例えるならば、試合に出て、殴られまくって、ボコボコにされて、それが悔しくて、必死に自己練をしてきた、という感じです。
大人になってから外国語を話せるようになる人は、例外なく、努力ができる人です。
しかし、世の中には、ボコボコにされなくても、自分からひたすら自主練に励める人たちがいるのです。
特に高学歴の人なんかは、その傾向にあります。
しかし、僕のような普通の一般人はそのようなことはできません。
だから、やる気が出ないのなら、試合に出てボコボコにされればいいんです。
自分でやる気を出せないなら、第三者を使うしかないのです。
では、どこでボコボコにされればいいのか?
今の時代は、オンライン英会話がうってつけです。
自宅で、誰に見られることなく、一人でボコボコにされることができます。
世の中には、オンライン英会話を始めてみたものの、ボコボコにされて、「自分には、まだ早い」と思い、すぐやめてしまう人が多いそうです。
「ボコボコにされる→まだ早い」
これは、正解です。
しかし、「ボコボコにされることによって、勉強のモチベーションが上がる」と言う、隠れたメリットを忘れてはいけません。
負けず嫌いな人ほど、モチベーションも上がるでしょう。
お気に入りの先生ができれば、その先生に上達を見てほしくて、必死に頑張れるなんてこともあるかもしれません。
よく、外国人の恋人を作ればラクに英語が上達するように思われますが、決してそんなことはありません。
これも僕は経験者なので、言えます。
「自分が伝えたいことを英語にして伝えられない悔しさ。」
「自分が英語で伝えたのに、違う意味に捉えられて誤解されてしまう悔しさ。」
「相手がイライラしている時に、自分の英語力のなさが原因で、さらにイライラさせてしまう悔しさ。」
英語使う機会が多ければ多いほど、自分の英語力の不甲斐なさを痛感し、それをバネにして、勉強をしてきました。
再度、結論を言います。
英語の勉強のやる気が出ないのは、苦しんでいないから。
やる気が出ないという人に、参考にしてもらえれば嬉しいです。