海外生活をすれば英語が上達するのか?
「海外生活をすれば、自然と英語が上達する」と思っている人はも多いです。
ちまたでも、「英語を話せる人=留学をしていた人」となっているように思います。
先に結論から言います。
結論
海外生活をして英語が上達する人は、中級者レベル以上の人。
以下、詳しく説明します。
まず、スポーツに例えて説明します。
あなたが、サッカーを上手くなりたいとします。
「よし、サッカーを上手くなりたいから、プロサッカー選手と一緒に練習しよう」となったとします(実際には、このようなことは不可能ですが…)。
どのようなことが起こりますが?
当たり前ですが、「全てにおいて、ついていけない」ですよね。
英語においても全く同じです。
日本で英語を勉強せずに、いきなり海外に行くような人は、速攻で海外でズタボロにされます。
具体的には、「相手が言っていることが全く理解できない」、「自分の言うことも全く伝わらない」、という状態です。
僕は、アメリカ、オーストラリア、フィリピンに住みましたが、このような「ズタボロ」にされた日本人をたくさん見てきました。
そして、このようなことを言うのは申し訳ないですが、その多くは、学歴の低い人、要は、「英語を勉強してこなかった人たち」でした。
逆に言えば、学歴の高い人で「ズタボロ」になった人とは、会ったことがありません。
もちろん、学歴が低くても、英語を真剣に勉強してきた人は例外です。
何が言いたいかと言いますと、結局は、近道なんてないということです。
「海外に住めば、自然と英語が上達する」などということは、100%ありません。
基礎文法をやって、単語数を増やしつつ、資格試験で高得点を目指して…、このような地道な道が、実は、一番の近道です。
逆に言うと、資格で高得点を取れる人が海外に行けば、飛躍的に伸びる可能性があるということです。
なぜなら、すでにプロ(ネイティブスピーカー)とやっていけるだけのスキルを持っているからです。
では、日本で勉強すればいいかと思う人もいるかもしれません。
しかし、これも少し違います。
日本で英語を勉強する人の多くは、圧倒的に努力量が足らないのです。
週一のレッスンでは、何一つ、変わりません。
もし、プロレベルを目指しているならば、毎日の勉強が当たり前です。
ベストは、効率良く、できる限り多くの時間、勉強することです。
「効率良く」とは上に書いた通り、基礎をやり、資格試験に進むことです。
中級者以上のレベルになってから、映画、海外ドラマ、YouTubeなどを使っての勉強を始めるべきですし、海外へ行くことも同じです。
英語の勉強方法についてはこちらから↓
結論
海外生活をして英語が上達する人は、中級者レベル以上の人。