【真実】日本人が謝ってばかりはウソ
よくこんな言葉を耳にします。
日本人は「すみません、すみません」と誤ってばかりだ、と。
そして、確かに、すみませんをSorryに言い換えて、「Sorry, sorry」と言っている日本人をよく見かけます(なぜか2回言う人が多い笑)。
以前、オーストラリア人同士の会話でこんな会話を耳にしました。
「日本語のすみませんって言葉は、Thank you. Excuse me. Sorryの3つのパターンで使えるから超便利だよ!」。
これを聞いた時、自分はハッと気づかされました。
そして、すみません、が使われる状況を考えてみました。
A: すみませーん、ハンカチ落とされましたよー。
B: あー、本当だ。すみませーん。
このシチュエーションの場合、最初のすみませんはexcuse meであり、最後のすみませんはthank youです。決してsorryの意味では使われていません。
したがって、日本人がすみません、すみませんと言っているのは確かですが、謝ってばかりというのは間違いだと思います。
こう言われる背景には日本人の腰の低さや他人への配慮などが関係していると僕は思います。
ちなみにですが、すみませんという言葉は日本人の使用率ナンバーワンの言葉です。
もし、外国人に「何か日本語を教えて」と言われたら、迷わず日本人ナンバーワンの言葉「すみません」を教えてあげましょう。
口頭で教える時は「すみません」ではなく、「すいません」で教えた方がよりナチュラルになりますね。